TOP » テクニカルで検証する昨日の相場 » 2010/06/18のユーロ ドル相場の考察

テクニカルで検証する昨日の相場

2010/06/18のユーロ ドル相場の考察

先週一週間と週末金曜日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。


[拡大画像はこちら]
チャート1は、ユーロ/ドルの日足、一目均衡表DMIを表示しています。

[拡大画像はこちら]
チャート2は、ユーロ/ドルの1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

チャート1より先週のユーロ/ドルは先々週からの流れを受けて一貫して上昇していることが分かります。
サポートラインSに支えられた上昇を続けていることが確認できます。

また、週末には一目均衡表の遅行スパンが買い転換の兆しを示しています(A)
昨年11月の売り転換以来何度か買い転換を試していますが、いずれも失敗しており、今回本格的に転換するかどうかが注目されます。

一方、DMIを見るとユーロは上昇しているもののADXは一貫して下がってきています(B)
これは、先週のユーロ上昇が上昇トレンドに入ったわけではなく、これまでのユーロ下落の反動であり、調整の動きであったことを示しています。

チャート2で、先週金曜日の相場を見ると、ユーロ/ドルは1.23ドル後半でレンジ相場が続いていたことが観察されます(C)
これは、手掛かり材料の少ない中で株式市場も小動きとなった事から模様眺め気分の強い展開となり、方向感を掴みかねていた結果と思われます。

MACDを見ても上値が重い展開ながらもゼロ水準を下回ることがなかったことから下落圧力の強さは限られたものであったと判断できます(D)

また本日は、週末に発表された中国人民元の柔軟化政策の影響を見極める動きとなりそうです。

提供: FXトレーディングシステムズ
☆ボリンジャーバンドとDMIなら、使いやすい各種チャートが充実のFXブロードネット
@FX編集局からのオリジナルレポートも配信中 ⇒ココから

ページトップ