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テクニカルで検証する昨日の相場

2020/1/23のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/12/23)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、ドルが軟調な動きを続けました。

新型コロナウィルスによる肺炎の感染の広がりを受け、
アジアの株式市場が下落したことで、リスク回避の円買いの流れとなり、
アジアから欧州時間にかけボリンジャーバンドの下抜けと
バンドウォークを伴いながら109円49銭まで下落しました。

その後、ややショートカバーが入る局面があったものの、
NY時間に入ると、再び新型肺炎の感染拡大が世界経済の新たなリスクと警戒され
ドル売りが優勢となり、109円27銭まで売り込まれました。

ただ、世界保健機構(WHO)が緊急事態宣言には「時期尚早」との
判断を下したことから、円買いは一段落し
109円50銭水準まで値を戻してNYを引けています。

テクニカルで見ると、NY時間に下値を更新したものの、
RSIは切り上げっており、またMACDもNY時間後半には買い転換していることから、
短期的には底打ちのイメージが出ています。

ただし、新型肺炎の感染拡大懸念は根強く、
本日もドルの上値を圧迫する要因となりそうです。

※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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