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米雇用統計を読む
7月2日の6月米雇用統計では失業率が9.5%、非農業部門雇用者数は 12万5千人の減少でした。 市場の事前予想と比べると、前者は好転、後者は悪化していました。 この結果を受けドル円は87円台前半から88円のレンジで反応し […]
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ユーロドルの戻りを探る
6月4日の米雇用統計をきっかけに1.20の大台を割り込んだユーロドルは 翌週月曜日のアジア市場で1.1887と、1.19台をも割り込み4年2ヵ月ぶりの ユーロ安を記録しました。 ギリシャに端を発した財政問題が、スペイン、 […]
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菅新総理は「円安論者」??
本日(6/4)の午後に菅新総理が誕生しそうです。 鳩山総理の突然の辞任で「ドル高円安」に振れていますが、市場は副総理が 新しい総理に決まれば円安傾向が強まると予想しているようです。 菅氏は藤井前財務相の後任として財務大臣 […]
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どこまで下がるユーロ・・・?
ユーロの下落が止まりません。今日(5/19)もユーロが一段と売られ、 対ドルでは1.2144、対円では111円28銭までユーロ安が進んでいます。 一週間前と比較してユーロドルでは900ポイント、円では9円もの大幅なユーロ […]
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トリシェECB総裁の苦悩
ギリシャ発の危機は同国のソブリンリスクを高めただけではなく、 信用不安がポルトガル、スペインあるいはアイルランドにまで波及しそうな 状況です。 このような信用不安の連鎖を断ち切るため、EUとECBは ユーロ防衛のための基 […]
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ゴールドマン、創業以来の危機に
ウオール街最強の金融機関と言われている「ゴールドマンサックス」が 米証券取引委員会(SEC)から訴追されました。 住宅ローンを組み込んだCDOをポールソンファンドと組成し、販売した際 重要事項を開示しなかったとして証券詐 […]
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ドル円の上昇は終わったのか?
ドル円は4月2日に今年のドル円最高値の93円78銭を抜き、その後 4月6日には94円78銭まで上昇ました。この間2007年6月から 始まったドル安の長期トレンドが「週足」で上抜けしたことで、俄然 ドル上昇に弾みがついたわ […]
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雇用者数と失業率
4月2日に発表された米3月の雇用統計はドル円相場に大きな影響を 与えました。 失業率は横ばいの9.7%でしたが、雇用者数は事前の予想を下回ったものの 16万2千人の増加と3年ぶりの大幅な伸びを見せました。 この結果、米出 […]
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ギリシャ問題は解決したのか・・・?
ギリシャの財政救済問題は、3月25日ユーロ圏とIMFで協調して資金を拠出 するという形で一応合意を見ました。 しかし、今回の「妥協案」は実施に移されるとしても多くの問題を残しています。 今回の合意が予想以上に遅かったこと […]
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日銀金融政策決定会合
3月16日、17日と両日にわたり「注目の日銀金融政策決定会合」が行われました。 なぜ、今回は「注目」という枕ことばが付くのかと言えば、 昨年12月の臨時政策会合では「新型オペ」が導入され「予想外」」の円安に振れた経緯があ […]
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3月2日のRBA(オーストラリ準備銀行)理事会
今月2日に行われたRBAキャッシュターゲットでは市場の予想に反して 利上げを見送ったRBAは、3月に行われる政策決定会合で利上げを行う 可能性はかなり高まってきている。 その根拠はまず、その後のオーストラリのファンダメン […]
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FOMC(連邦公開市場委員会)のタカ派
今年の最大のテーマは先進諸国が、いつ「出口戦略」を実施するか、よいう点です。とりわけ米国がいつ利上げに踏み切るかは為替市場だけでなく株式、商品市場にも大きな影響を与えます。 米高が利上げを決定すればドル高円安が進みます。 […]
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2/5(金)発表の1月米雇用統計を読む
今夜1月の米雇用統計が発表されます。通常は発表を控えた数日前は様子見気分が強く、相場は大きく動かないことが多いと言えますが、今回は様子が異なったようです。 昨日(2/4)のNYでは、週間失業保険申請件数が市場予想より増加 […]
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RBA(オーストラリア準備銀行)政策金利据え置き決定
昨日(2月2日)の日本時間12時半にRBAの政策金利据え置きが発表されました。それまで発表されたオーストラリアの経済指標は押し並べて良好でした。 失業率の改善、住宅建設許可件数の大幅増加など、ファンダメンタルズで観る限り […]