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テクニカルチャート大全

DMI(Directional Movement Index)

DMI(Directional Movement Index)(方向性指標)とは、RSIパラボリックを開発したワイルダーが、市場の状況を見極めるために開発した指標です。DMIは一方向に傾くトレンド相場に効果を発揮しないことから、その欠点を補うための順張り指標として開発され、トレンドの有無及び強弱を捉えるものです。

DMIは終値の比較を無視し、当日の安値が前日の高安に比べてどちらが大きいかを見極め、相場の強弱を判断します。また、価格の変動幅(ボラティリティ)からトレンドを分析します。

売買タイミングの見方

DMIの主要構成要素には、「PDI(+DI)」、「MDI(-DI)」、「ADX」があります。PDIは「上昇する可能性」、MDIは「下落する可能性」と捉えます。図に示す様に、PDIがMDIを上回れば買い、MDIがPDIを上回れば売り、と読みます。

ADXについては、低水準であれば相場にはトレンド性が無く逆張り思考で考え、高水準であればトレンドを確認し順張り思考で考えます。相場の力強さを示すADXの読を支配することが最も重要とされています。

ADXが高水準であれば移動平均線やパラボリックなどの「順張りテクニカル」を優先参考にします。逆に、低水準であれば、RSI等の「逆張りテクニカル」を優先に参考にします。

DMIのまとめ

買いのサイン
  • PDIがMDIを上回る
  • PDIとMDIの差が拡大すれば、強気相場
売りのサイン
  • MDIがPDIを上回る
  • PDIとMDIの差が縮小すれば、弱気相場

DMI対応FX事業者

DMI計算式

PDI/MDIの基礎となるDMを計算
PDM = 当日の高値 – 前日の高値
MDM = 前日の安値 – 当日の安値

ただし、
PDM < 0 なら PDM = 0
MDM < 0 なら MDM = 0

また、
PDM > MDM なら MDM = 0
MDM > PDM なら PDM = 0

PDM、MDMをもとに、PDI(上昇の強さ)とMDI(下落の強さ)を計算
PDI(14) = PDM(14) / ATR(14) x 100
MDI(14) = MDM(14) / ATR(14) x 100
ADXの計算
DX = | (PDI – (MDI)) / (PDI + (MDI))|

ADX = DX14日平均
※ATR(Average True Range)
※TR(True Range)は、以下3つの中の最大値
1. 当日高値と安値の差
2.前日終値と当日高値の差
3.当日安値と前日終値の差

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