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テクニカルで検証する昨日の相場

2017/5/12のドル円相場の考察

先週末のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2017/05/08)(PDF)

●デイリーレポート
先週末のドル/円相場は、アジアから欧州時間にかけては
113円台後半での小動きが続きました。
ただし、114円以上の上値の重さが意識される動きで、
RSIは50以下を、MACDもマイナス圏で交錯する動きとなっており、
その後のドル下落を示唆する形となっています。

NY時間に入ると、4月の米CPIが前年比+2.2%、
コアCPIは同+1.9%といずれも市場予想や前月を下回り、
同時に発表された米小売売上高も前月比0.4%増と市場予想を下回りました。
この両指標ともに市場予想を下回ったことでドルは売りが先行し、
ドル/円は113円20戦まで下落しました。

この下落でボリンジャーバンドを下抜け、軽いバンドウォークが形成されています。

その後は、113円台前半での小動きが続き、ほぼ安値圏で週を越えています。

6月米利上げ観測を背景にドルは底堅い動きを継続することが予想されますが、
週末に北朝鮮がミサイルを発射しており地政学的リスクも意識される中、
今週は注目度の高い米経済指標もなく方向感の掴みづらい相場となりそうです。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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