2020/2/7のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/12/23)(PDF)
●デイリーレポート
先週末(2月7日)のドル/円相場は、
早朝に一時110円台に乗せ2週間半ぶり高値を付けたものの 、
110円台の滞空時間は短く、その後は米雇用統計待ちの動きが続きました。
市場では110円以上に実需の売りオーダーが断続的に並んでいるとの認識が広がっており、
米雇用時計の前に買い上がっていくムードはありませんでした。
米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が前月比22万5000人増え、
市場予想の16万人増を上回り、米景気の堅調さを意識したドル買いも入ったものの
110円に一瞬タッチしただけで、その後は売りに押される動きとなりました。
また、新型コロナウイルスによる世界景気への警戒感から、
ダウ平均が320ドル超下落したこともあり、
ドルは一時109円53銭まで下押しました。
本日も、新型コロナウイルスの感染拡大への警戒感は根強く、
110円台の実需の売りを考えるとドルの上値は限定的と言えそうです。
※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
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