2020/1/22のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/12/23)(PDF)
●デイリーレポート
1月22日のドル/円相場は、
東京朝方109円80銭水準でスタートした後、
前日に大きく下落した中国・香港株が
反発に転じたことなどを受けてじりじりと上昇、
一時110円10銭まで切り返しました。
しかし、その後は再びドルは軟調な動きを続け、
欧州・NY時間では
ゆっくりしながら一本調子の下落となり、
上昇分をほぼ消す動きとなりました。
中国政府が新型コロナウイルス感染拡大抑制策を
進めているとの報道でリスク警戒感が後退したものの、
懸念は根強いものがあるようです。
値幅は30銭程度に抑えられ、
ボリンジャーバンドの中での動きにとどまっており、
テクニカルで見ても方向性を感じさせない相場が続いています。
本日もドルの下値は買いたいものの、
新型コロナウイルス、
米上院でのトランプ米大統領の弾劾裁判、
ダボス会議などへの警戒感から
上値も限られたものとなりそうです。
※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
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