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テクニカルで検証する昨日の相場

2020/1/16のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/12/23)(PDF)

●デイリーレポート
1月16日のドル/円相場は、東京時間ではドルは底堅いものの
110円を突破することができず、
109円後半の狭いレンジ取引となりました。

しかし、欧州参入後はドル買いが優勢となり
110円06銭まで上昇しました。

この上昇でボリンジャーバンドを上抜けたものの、
一過性の上昇に終わりバンドウォークにはつながらず、
その後は110円を挟んだ取引が続きました。

NY時間に入ると、12月の米小売売上高が前月比0.3%増加し、
3カ月連続で増え、フィラデルフィア連銀が発表した
1月の製造業景況指数もプラス17と昨年12月(プラス2.4)から
大幅に改善、さらに全米住宅建設業協会(NAHB)が発表した
1月の住宅市場指数も75と市場予想の74を上回るなど、
米景気の改善を示す米経済指標の発表が相次ぎ、
ドル買いが優勢となり、一時110円18銭まで上昇しました。

この上昇では、バンドウォークの形成が確認でき、
ドル買いに勢いがあったことが示されています。
また、昨日はMACDが一貫して買いサインを続けており、
ドルの上昇を示唆していました。

再び110円台に乗せてきたことで、下値の堅さが意識されてきており、
本日もドルは底堅い動きが続きそうです。

※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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