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テクニカルで検証する昨日の相場

2010/11/26のドル円相場の考察

先週一週間と週末金曜日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャート1は、ドル/円の日足、一目均衡表Williams %Rを表示しています。

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チャート2は、ドル/円の1時間足、エンベローブMACDを表示しています。

まず、チャート1を見て一週間の動きを検証します。

先週は、ようやく一目均衡表の先行スパンの雲を上抜けすることに成功しました(A)

雲の上抜けは6月以来であり、その時は短期の騙しに終わっていることからクリアーな上抜けとなると5月6日の下抜け以来の大きな転換といえます。

11月11日に遅行スパンの陽転があり買い環境となりましたが、さらにドルの上昇を確認するシグナルといえます。

今後雲は厚みを増していくことから、強い下値抵抗として機能することが期待されます(B)

目先83円水準がドルの押しの目処として意識されるでしょう。

ただし、Williams%Rは高値水準に張り付いて推移しています。

そのためここからの上昇スピードはゆっくりしたものとなるか、上昇のために一度軽い調整のドル下げが必要となるかもしれません(C)

一方、チャート2で金曜日の動きを見ると右上がりの上昇トレンドが継続していることがわかります。

ドルの上値はエンベロープの上方バンドに絡んでいますが(D・E)、ドルの下値はSMAで支えられており(F・G)、ドルの上昇力を確認できる形状となっています。

また、MACDを見ても水準が切りあがっていることがわかります(ラインH)

MACDとシグナルのクロスは何度も起きており、短期の上下動と整合するもののドルの上昇基調はしっかりとしたものと言えるでしょう。

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