2010/11/25のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートはドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、DMI(Directional Movement Index)を表示しています。 |
昨日は、米国市場が休場ということもあり、相場は動意の薄い展開が続きました。
ドル/円は83円半ばで膠着した動きとなっています。
今週の動きを見ると、ラインAをサポートに下値を切り上げているものの、上値はラインBで止められていることが確認できます。
このようなパターンをアセンディング・トライアングル(上昇三角持合い)といい、ブリッシュパターンの一つで、通常上方に上抜けする傾向が強いと考えられています。
ボリンジャーバンドも縮小しており、バンドの拡大を伴って上昇に抜けることが出来ると相場が走る可能性もありそうです。
ただし、DMIを見るとADXが低水準となっており、まだ相場が方向性を持っていないことが示唆されています(C)。
【テクニカル一口解説】
1. 三角持ち合い
三角持ち合いとは、持ち合い内での山部分と谷部分にトレンドラインを引きその二本のトレンドラインの差が徐々に縮まっているチャートパターンのことをさします。
三角持ち合いのパターンでは、徐々にトレンドラインの差が縮まり最後には交差するような形に向かいますが、この際にチャートが上下のトレンドラインをどちらかに突き抜けるような場合、突き抜けた方向にトレンドが向かいやすいというパターンです。
上辺が水平な三角持合いをアセンディング・トライアングル(上昇三角持合い)といい、ブリッシュパターンの一つとされています。
提供: FXトレーディングシステムズ
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