2011/1/14のユーロ/ドル相場の考察
先週一週間と週末金曜日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャート1は、ユーロ/ドルの日足、一目均衡表、Williams%Rを表示しています。 |
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チャート2は、ユーロ/ドルの1時間足、ボリンジャーバンド、RSIを表示しています。 |
チャート1で先週の相場を見てみると、先週は一貫してユーロが値を戻していることが分かります。
先々週のユーロ下落をほぼ取り戻した動きといえるでしょう。
この上昇で一目均衡表の遅行スパンも陽転しており、ユーロ買い戻しの環境となったことが示唆されます(A)。
しかし、この上昇も先行スパンの雲に上値を抑えられており、このまま一気に上抜け出来るかどうかはまだ判断の難しいところでしょう(B)。
雲はここから厚みを増していくため上値抵抗として作用する可能性が高いとも見えます。
また、Williams%Rも高水準まで上昇しており、やや上値の余地が限られる可能性がありそうです(C)。
一方、チャート2で先週金曜日の動きを見ると、膠着した小動きとなっていることが確認できます。
アジア時間は、1.33ドル前半でやや調整的な動きとなっていました(D)。
欧州時間では、急激なユーロ買いが出たものの一過性の動きにとどまり、ボリンジャーバンドも拡大することなく元の水準に押し戻されています(E)。
その後NY時間でも上下を試すもののボリンジャーバンドが抵抗になって跳ね返され、1.33ドル台での方向感のない動きが続きました(F)。
RSIを見ると、50%以上を維持しているためユーロが底堅い状況といえますが、やや右下がりになっていることからユーロの上昇力が弱まっている可能性が指摘できます(G)。
提供: FXトレーディングシステムズ
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