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テクニカルで検証する昨日の相場

2010/10/15のドル円相場の考察

先週一週間と週末金曜日のユーロ/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャート1は、ユーロ/円の日足、一目均衡表Williams %Rを表示しています。

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チャート2は、ユーロ/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

チャート1を見ると、先週のユーロの戻りも一週前の高値を抜けきれずに反落していることが確認でき、ダブルトップの形状形成の可能性が示唆されています(A)
ダブルトップの完成には、ネックラインである下値抵抗の113円水準を下抜けていく必要があり、今後の動きに要注目といえるでしょう(B)

この113円水準は、一目均衡表の遅行スパンが、このまま推移すると日々線とクロスする可能性の高いレベルといえ、目先のキーポイントといえるかもしれません(C)

また、Williams%Rでは、もう一段の下押しの余地があるため、今週初の下押しの可能性が考えられます(D)

一方、チャート2で先週末の動きを見ると、上値の重さが明確に確認できます。
114円後半の上値抵抗に何度も打ち返されており、天井形成の動きとなっています(E・F・G)
114円水準にあったネックラインを下抜けたことで、この天井形成が確認され、目先下向きの流れが作り出されています(H)

MACDを見ると、上値抵抗を試し始めた状態では、MACDとシグナルが交差し、明確に方向が出にくくなっていました(I)
しかし、週末には時間足のネックライン下抜けに合わせて、MACDも明確に売り転換し、相場の流れが下抜きとなったことが確認できます(J)

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