TOP » テクニカルで検証する昨日の相場 » 2010/10/18のドル円相場の考察

テクニカルで検証する昨日の相場

2010/10/18のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


[拡大画像はこちら]
チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

ドル/円は今週初も81円台前半でこう着する動きが続きました。
先週一時的に80円台に突入したものの介入警戒感は強く、現在81円水準が強いサポートゾーンとなっています(A)

しかし、上値の切り下がりも確認できるため、マーケットの思惑は円高進行にあると考えられます(B)

マーケットの円先高観と介入警戒感に挟まれているため、ドル/円は膠着を強めているわけで、ボリンジャーバンドが収縮していることからもマーケットのこう着感とエネルギーの蓄積が読み取れます。

RSIを見ても、50%水準で方向感をなくしており、相場の方向性にはニュートラルな状況となっています(C)

今後は、収縮したボリンジャーバンドが拡大する動きに注意しながら、上下の抵抗をどちらに抜けていくのかを確認していくことが重要といえるでしょう。

【テクニカル一口解説】

1. RSI
RSI(The Relative Strength Index)は相対力指数とも呼ばれ、米国のJ.W.ワイルダーが考案したチャートで、最もポピュラーなテクニカルチャートの一つです。
売られ過ぎ買われ過ぎを数値化し、逆張りで相場にアプローチする手法となります。
70を超えると買われ過ぎで天井が近いシグナルとなり、30を割ると売られ過ぎで底が近いシグナルのなるというものです。
相場が新高値や新安値を付けたにもかかわらず、RSIのほうは高値や安値の更新によってこれを確認できなかった場合、RSIのダイバージェンス・パターン(逆行現象)といい、トレンドの転換のシグナルとなることがあります。

提供: FXトレーディングシステムズ
☆ボリンジャーバンドとDMIなら、使いやすい各種チャートが充実のFXブロードネット
@FX編集局からのオリジナルレポートも配信中 ⇒ココから

ページトップ