2010/05/21のドル円相場の考察
先週一週間と週末金曜日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャート1は、ドル/円の日足、一目均衡表、Williams%Rを表示しています。 |
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チャート2は、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。 |
先週は、木曜日に大波乱の再来となりました。
一目均衡表の雲の中で上値の重い展開を続けていた相場は、木曜日に雲を下抜けると一気に急落となりました(A)。
ただし、5月6日の安値までは到達せず、反発しています。
Williams%Rも安値圏から反転に転じており、目先調整のドル戻りが入る可能性を示唆しています。
チャート2で1時間足の動きを見てもドルの下値抵抗が確認できます。
現在、89円半ばに下値抵抗が出来ており、これを下抜け回限り調整局面が続くように見えます(C)。
また、MACDもマイナス圏にいるため強いサインではないもののドル買いサインが継続していることが確認できます(D)。
ただし、上値も90円半ばが重くなっており、ボリンジャーバンドのアッパーバンドを抜けていけるかどうかが注目されます。
【テクニカル一口解説】
1. MACDとゼロライン
MACDは一般にMACDとシグナルの交差を売買サインとしています。
しかし、MACDとゼロラインの交差を売買シグナルとする方法もあります。
その意味では、MACDがゼロラインを下回っている状態で、シグナルを上回っている場合は、買いサインと判断されるものの強いサインとは言い難いということになります。
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