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テクニカルで検証する昨日の相場

2010/03/26のドル円相場の考察

先週一週間と週末金曜日のドル円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャート1は、ドル/円の日足、一目均衡表RSIを表示しています。

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チャート2は、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドDMIを表示しています。

まず、チャート1で一週間の動きを検証します。
先週までは先行スパンの雲に絡みながら90円台でのレンジ相場が続き方向感のない相場となっていました。
このレンジを先週の水曜日の24日に大きく上抜ける動きとなり92円台への急上昇となっています(A)
この急上昇は遅行スパンに引っ張られた動きと見ることができるでしょう。
24日に対応する遅行スパンを確認するとローソク足と同期しての上昇であることが観察されます。
しかし、今後は急速にローソク足が下落しており、遅行スパンはこれに引っ張られる可能性もあるため、今週のドル/円はやや下に押し下げられる圧力が強まるように見えます(B)

RSIも70を前に失速しており、目先の調整を示唆する形となっています(C)

チャート2を見ると、ドルの急上昇後92円台でレンジ相場を形成していることが観察されます(D)
大幅な上昇に対する調整は自然な動きと思われ、現状では93円手前で上値抵抗が形成されつつあるように見えます。
下値の92円水準が支えられているうちは、92円台でのレンジ相場継続となり、92円を割り込むようであれば調整のドル下押しは90円台程度までの深いものとなる可能性がありそうです。

DMIを見ても、ADXが右下がりとなりレンジ相場入りを示唆していますし、+DIと-DIも交錯してきそうな動きとなっており、方向感が見えなくなっていることが確認されます(E)

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