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テクニカルで検証する昨日の相場

2010/03/29のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIDMIを表示しています。

昨日は、再びレンジ相場へと戻ってしまいました。
92円後半から93円では売り圧力が強く上値抵抗を形成しています(A)
しかし、下値もクロス円の買いなどの支援材料から92円水準が抵抗となっており、利食い売り以外では売り込む勢いはありません(B)
先週前半までの90円台でのレンジ取引が、今週は92円台に水準を変えたような動きに見えます。

レンジ相場となっていることは、RSIが50付近で推移し振れ幅が小さいこと(C)、DMIでADXが一段と低下していること(D)を見ても確認ができます。

この上下の抵抗帯をどちらに抜けるかが注目ポイントといえるでしょう。

【テクニカル一口解説】

1. DMI
DMIは、RSIやパラボリックと同じくJ.W.ワイルダー氏が考案したテクニカルチャートで、市場のトレンドの有無を測定するものです。
ADXは、トレンドの方向を区別せず上昇・下降どちらかにトレンドがある時に上昇していきます。つまり、ADXが上昇している時はトレンドが進行中、下降している時はトレンドが調整中で相場は保ちあいにあると考えます。
また、+DIが-DIより上にあれば上昇トレンド、+DIが-DIより下にあれば下降トレンドと判断されます。

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