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テクニカルで検証する昨日の相場

2010/08/20の ユーロ/ドル相場の考察

先週一週間と週末金曜日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャート1は、ユーロ/ドルの日足、一目均衡表Williams%Rを表示しています。

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チャート2は、ユーロ/ドルの1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

チャート1で先週の動きを見てみますと、週初はユーロが戻り基調を辿っていたものの週末に再度下抜けする展開となっています。
この動きで、一目均衡表で遅行スパンが陰転してしまい、再びユーロ売りが続く可能性が示唆されています(A)

しかし、先行スパンの雲が下値を支えていること、この雲が今後切り上がっていくことなどを考えると一方的にユーロ売りが続くことは難しいように思えます(B)

また、日足では目先の安値を更新しているもののWilliams%Rは若干戻してダイバージェンスとなっていることは、短期的なユーロの反発が期待できる要因といえます(C・C’)

一方、チャート2で1時間足を見ると先週末のユーロ売りの強さが確認できます。
アジア時間は1.28ドル水準でこう着していましたが、欧州時間になるとウェーバー独連銀総裁が無制限の資金供給の継続や当面の引き締めスタンスを否定する発言をした事が材料視されてユーロが急落する展開で1.26ドル台まで下押ししました。
この動きでボリンジャーバンドのバンドウォークが確認できます(D)
ただし、アッパーバンドの拡大が曖昧なものとなっていることが、ユーロ売りの判断を難しくしています。

もっとも、MACDではユーロ買いの反転が短期で失敗に終わり、再び売り転換していることが確認でいます。
このような形の時は、売り圧力が急速に強まる傾向があり要注意といえます(E)

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