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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/11/15のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


[拡大画像はこちら]
チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドDMI(Directional Movement Index)を表示しています。

昨日のドル/円は、再び方向性を失った動きとなりました。
介入後に一貫して円高が進んでいることから円の先高観が強くドル/円は77円台半ばが既に上値抵抗となってきています。
しかし、76円台では介入に対する警戒感も強く、ドルを売り込んでいけないムードとなっています。

テクニカルで見ても、一方向への動きは感じられません。
ボリンジャーバンドでは、昨日の東京時間に本邦からの大口のドル買いが入ったことにより市場は過剰な反応となり一気に77円を突破する動きとなりましたが、高値は77.51円までで上値抵抗が機能した形となっています。
この動きで、ボリンジャーバンドを上方ブレイクしたもののバンドウォークは発生せずに一過性の反応ですぐにバンドのなかに戻ってきています(A)

その後、欧州時間には、ドルが下攻めする局面もありましたが、これもボリンジャーバンドのロアーバンドが下値抵抗となっており、バンドウォークは起きませんでした(B)

DMIを見ても、ADXが下がり続けており、現状では超低水準となっていることでトレンドを失っている状況が確認できます(C)

提供: FXトレーディングシステムズ
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