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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/11/14のドル円相場の考察

先週のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表Williams %Rを表示しています。

昨日のドル/円は、上値の重い展開が続き10月31日の介入後の安値を更新し、一時76円台に突入しました。
この動きで一目均衡表の雲を瞬間下抜けましたが、雲は下値抵抗として作用し、相場は押し戻されています(A)
実体でクリアーに雲を下抜けてしまうと下値リスクが高まることには注意が必要でしょう。

ただし、遅行スパンとローソク足の相関を見ると明日以降一時的にドルが上方向に引っ張られる力が働く可能性があります(B)
長くは続かず週末以降は再び下方向への力が加わりそうですが、一時的な反発には留意しておく方がよいのかもしれません。

先行スパンの雲は11月後半には非常に薄くなり現状水準を維持していくと再び陽転することとなります(C)
もっとも、雲が薄くなることで下抜けリスクも高まるわけで、安易な決め打ちはリスクが高そうです。

Williams%Rは前回の安値水準まで来ており、反発の可能性が高まっています(D)
介入なしにも今の流れでの下押しには時間的に終盤まで来ているのかもしれません。

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