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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/9/19のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日週明けのドル/円は、東京市場休場のなか、ドルは軟調な展開となりました。
アジア・欧州の株式市場が下落する動きを強めたことから再びリスク回避への思惑が強まると、ユーロを筆頭に各主要通貨とそのクロス円通貨が値を下げる展開となり、これに連れてドル/円もジリジリと下値を切り下げていきました(A)

NY時間に入ると、引き続き米国株式市場が軟調な展開となった事で更にリスク回避の流れが続き、主要通貨に対する円買いの流れが続きました。

ドル/円は、下値抵抗が76.70-60円水準に形成されていましたが(B)、これを下抜けると下落が加速する動きとなりました。
それ以前にバンドウォークを形成する兆しがあったものが、一気にバンドを大きくブレイクする形となっています(C)

MACDを見ると、欧州時間のドル下落時に既にドル売り転換のサインが点灯しており(D)、その後もドル売りが継続する形状であったことが確認できます。
NYの引けにかけての戻りで売りサインが終了していますが、すぐにドルの戻りを期待するのは難しそうです。

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