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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/9/14のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドDMI(Directional Movement Index)を表示しています。

昨日のドル/円は、東京市場朝方こそ、前日のドル下落のショートカバーによってドル堅調な足取りとなりましたが、上値は既に77円台が重くなっておりドルの戻りは限られたものとなってしまいました(A)

その後海外市場に入るとドルは緩やかに下落しましたが、前日の安値水準である76.80円レベルを下抜けると下落基調が一段とはっきりする動きとなっています。
この水準はボリンジャーバンドのロアーバンドであり、拡大を伴って下抜けたことによりバンドウォークが起きています(B)
ただし、急激な下抜けというよりは緩やかな下落の継続という形であり、強い勢いを感じさせる動きとはなっていません。
介入警戒感が下値トライを躊躇させていると言えるのかもしれません。

DMIを見ると、ADXが上昇しトレンドを作っているように見えるものの、その水準は低く、強いトレンド形成とは言えません。
この点からも、昨日のドル下落に強い勢いがなかったことが確認できます(C)

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