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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/9/26のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドDMI(Directional Movement Index)を表示しています。

昨日の為替市場は、先週末のドル上昇分を打ち消すような動きとなりました。
週明けの東京はスタートからドル/円の上値は重く、欧州問題が意識されるなかユーロ/円の売り圧力が強まったこともあり76円前半まで下落しました(A)
ユーロ/円は一時101円台に突入し、ユーロ流通後の最安値を更新しています。

欧州時間に入るとドイツのIFO景況指数が予想を上回ったこと受けてユーロ売りが一服し、ドル/円も下げ止まる動きとなりました。
その後、ドル/円は76円台前半での方向感のない膠着した動きが続いています(B)

ドル/円は円高基調の継続に変化がないものの、下値は76円水準が強い抵抗を形成していることもあり動きにくい状態となっています(C)
介入に対する警戒感も残っているようですが、このようにゆっくりとした動きが続く限り介入実施は難しいと言えそうです。

DMIを見るとADXが一貫して低水準のとどまっておりトレンドレスの状況が確認できます(D)
現状では、さらにADXの低下傾向がみられることから、本日の東京市場でもドル/円の大きな動きは期待しにくいと言えるでしょう。

提供: FXトレーディングシステムズ
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