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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/7/29のドル円相場の考察

先週のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表Williams %Rを表示しています。

先週も一貫してドル安が進行する展開となりました。
米国の債務上限引き上げに対する不透明感がドル売り圧力を強めています。

先週は、遅行スパンとローソク足の逆行がはっきりと出たため、急落につながった可能性として指摘されます(A)
この逆行が続いた場合、今週はもう一段の下値試しが予想され、転換するにはまだしばらく時間が必要に見えます。

ドル/円は底なしの様相を呈しており、テクニカルな下値の目処は史上最安値の76.25円程度しか見つけられません。

ただし、Williams%Rを見ると既に2週間程度ゼロ水準に絡む動きであり、この間価格だけが大きく下落していることを考えると、調整的な反転はいつ来てもおかしくない状況といえます(B)

先週末の安値が目先の底打ちとなれば、フィボナッチの戻り目処である38.2%戻し78.55円レベルまでの戻りが期待できることとなります(C)

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