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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/6/27のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表Williams %Rを表示しています。

昨日のドル/円は、新銀行自己資本規制において「巨大金融機関に自己資本比率の最大2.5%の上積み求める」との報道が邦銀株を圧迫するとの思惑や、米格付け会社ムーディーズが日本国債格下げの警告を発したことを受けて、円が売られる展開となりました。
この流れで、再び80円後半を試す動きとなっています。

テクニカルには、先行スパンの雲上抜けを再び試す展開となっています。
現状の先行スパンの雲の下限は80円90銭付近にあり、現在はこの抵抗に止められている形ですが、この水準を上抜けることが出来るかどうかがポイントといえそうです(A)

また、この水準はダブルボトム・パターンのネックラインとなっており、これを上抜けるとダブルボトムの完成となり、もう一段のドル上昇が期待できます(B)

ダブルボトムが完成した場合は、谷の深さの倍返しの82円水準が戻りのターゲットとなり、この水準は5月後半の戻り高値や4月6日の高値からの下落幅の38.2%戻しの水準と一致しており注目すべきレベルといえます(C)

Williams%Rも上昇してきていますが、もう一段の上昇余地が残っているようにも見え、今週ドルが上抜け出来るかどうか見極めることが重要といえそうです(D)

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