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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/3/15のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日は、東北関東大震災やその後の原発事故のニュースに金融市場は大混乱となり、東京株式市場が大暴落しています。
日経平均は、一時14%以上の下落となり、引け値でも8200円台まで値を下げています。
この流れを受けて、リスク回避の円買いが進み、ドル/円も下押し圧力が続いています。

昨日の午前中は、81円半ばから下値を攻めたドル/円も押しは限定的で、ボリンジャーバンドのロアーバンドを抜けたものの、一過性の動きにとどまっていました(A)
リスク回避といいながらも、介入警戒感もあり、一段の円買いには消極的だったと言えます。

しかし、海外市場に入ると、介入警戒感が弱まり、円買い圧力が一段と強まってきました。
80円台に突入するとドルの下落が加速し、バンドウォークが示現しています(B)
その後一時的にドルが買い戻される局面がありましたが、円先高観は強く、80円台での推移となっています。

RSIを見ても、右下がりのトレンドを続けており、下落基調を裏付けています。
また、もう一段の下げ余地もあるため、ドルの下押し圧力はまだ続く可能性が高いと言えそうです(C)

提供: FXトレーディングシステムズ
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