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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/9/2のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。

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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日のドル/円は、早朝一時98円27銭まで下落しましたが、その後は一部の機関投資家による買いの流入や、1日に発表された8月の中国製造業購買担当者指数(PMI)が51.0と昨年4月以来の高水準となったこと、また日経平均が一時200円を超える上げ幅となったこと等を受け、底堅い展開となりました(A)

欧州市場に入ると、シリア情勢がひとまず小康状態にあることなどを受けてドルの買い戻しが強まり、98円90銭水準の上値抵抗を抜けたことで上昇に弾みがつきました。
この動きで、ボリンジャーバンドの上抜けとバンドウォークが示現し99円40銭水準まで上昇しています(B)

もっとも、NY市場が休場だったこともあり、その後は高値圏での足踏みとなっています(C)

ただし、早朝のドルは昨日の高値を越えてきていますが、RSIは高値を更新できていません(D・D’)
このダイバージェンスがはっきりとした場合は、ドルの反落リスクが高まることには注意が必要でしょう。

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