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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/1/28のドル円相場の考察

先週一週間と週末金曜日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャート1は、ユーロ/ドルの日足、一目均衡表Williams %Rを表示しています。

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チャート2は、ユーロ/ドルの1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

チャート1を見ると、先週初に一目均衡表の先行スパンの雲をクリアーに上抜けたことが確認できます(A)
前週に遅行スパンの転換を伴って、先行スパンの雲に突入していたユーロ高を確認する動きといえます。

しかし、このユーロの買い戻しも昨年11月4日の高値から本年1月10日の安値の61.8%戻しの1.3740ドル水準で上値を抑えられてしまいました(B)
そのため、週末にはユーロが反落する展開となっています。

金曜日のユーロ下落で、再び雲のなかの戻ってしまっていることが分かります(C)
このまま、雲の中に沈んでいくのか、反発して再び雲を上抜けることが出来るのかが、今後の焦点といえそうです。

ただし、Williams%Rでは0%の高値を確認した後の反落となっていることから、目先はやや上値の重い展開となる可能性が高い様にも見えます(D)

一方、チャート2で週末の動きを見ると、1.37ドル水準を挟んだ膠着した相場となっていたものが、急落していることが確認できます。
これは、「ECBがオペ依存度の高い銀行に対して上乗せ金利を検討」とのニュースがきっかけといわれていますが、この動きでバンドウォークが示現して1.35ドル台までの大幅な下落となっています(E)

RSIを見ると、右下がりのトレンドとなっておりユーロ安の支援材料といえますが、直近の水準が30%を割り込んできており、目先的には下押し余力は大きくはないものと考えられそうです(F)

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