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テクニカルで検証する昨日の相場

2010/11/19のドル円相場の考察

先週のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートはドル/円の日足、一目均衡表Williams %Rを表示しています。

先週は、ドルの買い戻しが続いていましたが、やや伸び悩みの動きがみられる展開となりました。

前週に遅行スパンが5月以来の陽転となった流れが続き、ドルは上昇しましたが、先行スパンの雲が上値抵抗となっています。
先週月曜日に雲の下限で抑えられた相場は、その後一段の上昇となり雲の中に入っています。
このような場合、雲の中での取引が継続する傾向にあり、実際に先週の相場も雲の中での推移となっています(A)
今後、この雲を上抜けることが出来るかどうかが焦点となりますが、雲が徐々に値を下げ被ってきていることには注意が必要でしょう。

Williams%Rを見ると、ゼロ近辺の高値に張り付いており、ドルが堅調なことを示しているものの、一段の上昇余力は大きくないように見えます(B)

【テクニカル一口解説】

1. 先行スパンの雲
2本の先行スパンで囲まれた範囲を「先行スパンの雲」と言います。
雲は相場の抵抗帯として意識されますが、雲の中に相場が入ると一気に抜けるというよりは、雲の中での推移が続く傾向があります。
雲がねじれてクロスしたところを「先行スパンの変化日」と呼び相場の転換の目安になるといわれており、相場が変化日近辺を通過する場合には注意が必要となります。

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