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テクニカルで検証する昨日の相場

2010/11/22のドル円相場の考察

先週のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


[拡大画像はこちら]
チャートはドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドWilliams %Rを表示しています。

昨日のアジア時間は、東京市場が休場であったこともあり、83円台前半での小動きを続けました(A)
この間、新規材料もなくテクニカルにも目立った動きは出てきませんでした。

16時過ぎに北朝鮮が韓国に砲撃したとの報道が伝わるとマーケットは「有事のドル買い」へ反応し、ドル/円も急激に上昇、83.85円の高値を付けました。
しかし、リスク回避の流れがドル買い・円買いへとつながったことで、ドル/円ではこの影響は長続きせず、ボリンジャーバンドの上抜けも騙しに終わっています(B)

この上昇でWilliams%Rもゼロ水準近くまで上昇したものの、すぐに反転する動きとなっており、ドルの上値が重いことが確認できます(C)

その後、NY時間に入ると北朝鮮の地政学リスクが嫌気され、米国株が大幅に下落する展開になると、ドル/円も円買い・ドル売りに大きく反応し、83円を割り込む動きとなりました(D)
もっとも、ここではバンドウォークとなったものの下抜けの滞空時間は短く、その後はドルのショートカバーで83円台を回復して引けています。

Williams%Rを見るとダブルボトムを形成し、反発を示唆していたことが確認できます(E)

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