2010/08/13の ユーロ/ドル相場の考察
先週一週間と週末金曜日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャート1は、ユーロ/ドルの日足、一目均衡表、Williams %Rを表示しています。 |
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チャート2は、ユーロ/ドルの1時間足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。 |
まず、チャート1を見て一週間の動きを検証します。
先週は、一貫してユーロ売りが続いた相場となっています。
調整のユーロ高が反転するか微妙な位置まで来ているといえます。
まず、遅行スパンをみると、現状水準以下の動きが続くと今週末にでも売り転換する可能性があります(A) 。
また、先行スパンの雲が1.56ドルあたりにありサポートが期待されるものの、今週後半から来週にかけて雲がねじれてしまっており、相場転換の可能性が示唆されます(B) 。
したがって、今週後半からの動きには要注意といえそうです。
もっとも、Williams%Rをみると―100%に達しており、目先的にはユーロの戻しが期待できそうです(C) 。
次に、1時間足で先週金曜日の相場を振り返るとアジア時間から欧州スタートまではサポートラインD に支えられてユーロが底堅く推移していることがわかります。
ただし、ボリンジャーバンドの拡大がないことからわかるように、相場にはブレイクアウトの力はなく、アッパーバンドにタッチしたところで天井となり反落しています。
その後は、NY引けまで振幅はあったものの一貫してユーロ売りが続き、レジスタンスラインE に上値を押さえられる展開が続きました。
MACDをみても一貫してゼロ水準以下で推移しており、また金曜日の欧州時間以後は売りサインを続けていることで、ユーロ売りの流れが続いていることが確認できます(F) 。
提供: FXトレーディングシステムズ
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