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テクニカルで検証する昨日の相場

2010/07/02のドル円相場の考察!

先週一週間と週末金曜日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャート1は、ドル/円の日足、一目均衡表Williams%Rを表示しています。

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チャート2は、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドDMIを表示しています。

チャート1の日足を見ると、先週は先々週と同様に一貫してドル安が続いていたことが確認できます。

一目均衡表の雲に上値を抑えられて以降、戻りの動きもなく下落を続けています。

この結果、本来であればコンバージェンス(同行)する可能性の高い日足と遅行スパンが、実際にはダイバージェンス(逆行)となるという相場急変動のパターンが確認できます(A)

また、先週の急落局面では前回の安値を下抜け86円台の安値を付ける動きとなっています(B)

Williams%Rをみても、反発力は限定的であり、下落基調が続いていたことが確認できます。

もっとも、底値圏を横這っており、一段の下落加速の余地は大きくないようにも見えます(C)

一方、チャート2で1時間足を見ると、三角持ち合いのパターンが観察されます(D)

これは、先週の急落時の86円からのサポートに支えられているものの、反発力が弱いことが示唆されているといえるでしょう。

ただし、金曜日の米雇用統計の際に上下ともに一時的に持ち合いを抜けていますが、これはイベントリスクの顕在化であり、一過性の動きとなりました(E)

DMIも+DIと-DIがクロスし、ADXが下落していることから、トレンドのない持ち合いが形成されていることが確認されます(F)

提供: FXトレーディングシステムズ
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