2010/06/30のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、RSIを表示しています。 |
昨日のドル/円は88円台での方向感のない取引が続きました。
ボリンジャーバンドを見てもボラティリティ・ブレイクアウトは起きず、バンドが抵抗帯となって跳ね返されていることから、レンジ相場が続いていたことが確認できます(A~D)。
方向感が出ていないことは、RSIが40~50%程度に収束していることからも判断できます(E)。
現在では88円前半に下値抵抗が形成されているように見えることから、この水準を支え切れるかどうかが、この後の動きを占ううえで注目されるといえそうです(F)。
【テクニカル一口解説】
1.RSI
RSI(The Relative Strength Index)は相対力指数とも呼ばれ、米国のJ.W.ワイルダーが考案したチャートで、最もポピュラーなテクニカルチャートの一つです。
売られ過ぎ買われ過ぎを数値化し、逆張りで相場にアプローチする手法となります。
70を超えると買われ過ぎで天井が近いシグナルとなり、30を割ると売られ過ぎで底が近いシグナルのなるというもので、50近辺はニュートラルゾーンと考えます。
相場が新高値や新安値を付けたにもかかわらず、RSIのほうは高値や安値の更新によってこれを確認できなかった場合、RSIのダイバージェンス・パターン(逆行現象)といい、トレンドの転換のシグナルとなることがあります。
提供: FXトレーディングシステムズ
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