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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/2/11のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のアジア時間は、東京・中国市場が休場なため、参加者が少なく小動きに終始しました(A)
次期日銀総裁候補の一人である黒田ADP総裁が「物価目標のため、日銀は年内の追加金融緩和を正当化できる」、「日銀が買える資産はいくらでもある」、「金融政策だけで物価目標の達成は可能」との発言したことで円売り気味となる局面もありましたが、影響は限定的でした。

欧州時間に入ると、独連銀のバイトマン総裁が「ユーロは過大評価されていない」との認識を示したことを受け、ユーロが上昇し、ユーロ/円の上昇につられてドル/円も上昇する展開となりました。
この動きで93円台を回復し、ボリンジャーバンドの上昇ブレイクでバンドウォークを示現しています(B)

もっとも、MACDを見ると、既にアジア時間に陰転の失敗が見られ、ドルが上昇する兆しが出ていたことが確認できます(C)

本日東京の早朝に、ブレイナード米財務長官が「日本の成長促進、デフレ脱却への取り組みを支持」と発言したことを受けて一段の円売りとなり、94円を突破し94円47銭まで上昇しています(D)

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