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テクニカルで検証する昨日の相場

2019/12/06のドル円相場の考察

先週末のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/12/02)(PDF)

●デイリーレポート
先週末のドル/円相場は、
東京から欧州時間にかけては米雇用統計を控え小動きながら、
ポジション調整の動きでドルの上値が重い展開が続きました。

注目の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が
前月比26万6000人増と市場予想の19万人増を大幅に上回り、
失業率も3.5%に低下し、平均時給も前年比3.1%上昇と
3%超の伸びを維持しました。
これを受けてドルは急上昇し一時108円92銭の高値を付けましたが、
109円には届きませんでした。

この上昇で情報ボリンジャーバンドにタッチしたものの、
バンドウォークにはつながらず、一過性の動きに終わっています。

NY午後になると、
15日予定の米の対中制裁関税「第4弾」の全面発動を控え
米中通商協議に対する不透明感からドルは軟調に推移し、
108円半ばまで押し戻される動きとなりました。

今週は、12日には英総選挙、15日には中国への追加関税の期限とイベントが続き、
それに向けた報道などで市場も一喜一憂することになりそうです。

※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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