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テクニカルで検証する昨日の相場

2019/12/05のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/12/02)(PDF)

●デイリーレポート
12月5日のドル/円相場は、
本日の米雇用統計の発表を控えて模様眺めのムードが強まり
108円後半での小動きが続きました。

東京時間では、前日はトランプ米大統領の発言を受け
「第1段階」の米中通商合意への楽観的な見方が強まったものの、
一段のドル買いを促す材料もなく、伸び悩みました。

欧州時間にドルが上値を試す局面もありましたが、
109円台を回復できず、その後NY時間に入ると
米雇用統計前のポジション調整や
ペロシ議長が「米下院はトランプ大統領の弾劾決議案を作成する」と
表明したことなどからドル売りが優勢となって108円66銭まで反落しました。

ただし、その後に軟調だった米株式相場が
引けにかけて持ち直したこともあり、
108円80銭水準に値を戻してNYを引けています。

テクニカルで見るとドルは上値を200日移動平均線で抑えられているものの、
1時間足ベースのMACDがゼロ水準近辺での横ばいで方向感が見いだせず、
108円での取引が続くことを示唆しています。

本日の米雇用統計で109円台を回復できるのかが注目されます。

※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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