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テクニカルで検証する昨日の相場

2019/12/04のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/12/02)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、
東京時間では前日の海外市場でトランプ米大統領の発言をきっかけに
米中通商協議に対する楽観的な見方が大幅に後退して
ドルが売られた流れを引き継いでドルの上値の重い動きが続きました。

ただし、108円半ばからは売り込む圧力も弱く、
下値は108円43銭にとどまりました。

また、テクニカルで見てもRSIMACD
前日の海外時間から切り上げってきており、
ドルが底堅いことを示唆していました。

欧州序盤では、米中貿易協議の第1段階において
制裁関税の一部撤回で合意に近づいていると伝わると
ドル買いが優勢となり108円80銭まで上昇、
さらにNY時間では米11月ADP雇用統計が予想外の減少となったことから
ドル売りが一時強まる局面があったものの、
米中貿易協議に対する過度の懸念が和らぎ108円96銭まで上昇しました。

ただし、米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した
11月の非製造業景況感指数が市場予想に届かなかったこともあり、
米景気先行きに慎重な見方も残り、
109円を回復する勢いはありませんでした。

市場では、明日の米雇用統計の結果を見極めようと、
模様眺めの動きが続きそうです。

※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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