2019/11/20のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/11/18)(PDF)
●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京時間では108円半ばで小動きが続きました。
新たな材料もなく、模様眺めムードの強い動きといえました。
欧州時間に入ると、10月29-30日開催分の
米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表を控え、
持ち高調整的な円売りが先行し、一時108円74銭の高値を付けました。
この上昇でボリンジャーバンドを上抜けましたが、
バンド拡大にはつながらず一過性の動きにとどまっています。
NY時間に入るとロイター通信が、
米中貿易交渉の「第1段階」の最終合意が「来年にずれ込むかもしれない」
などと報じたことを受けドル売りが優勢となり、
108円41銭まで押し戻されました。
FOMCの議事要旨に関しては、米景気の先行きをおおむね良好とみており、
環境が大きく変わらない限りは政策変更の必要性が低いと
市場予想通りの内容となり、市場への影響はほとんどありませんでした。
ドル/円は108円台で方向感のない動きが続いていますが、
米中通商交渉に新たな展開が出るまではこの動きが継続しそうです。
※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
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