2019/7/23のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/07/22)(PDF)
●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京時間は107円後半でスタートしたものの、
ムニューシン米財務長官とライトハイザー通商代表部(USTR)代表が
通商協議のため訪中するとの一部報道を受け、
米中対立の緩和期待でドルはじり高の動きとなり、108円台を回復しました。
このドル上昇でボリンジャーバンドの上方バンドを上抜け、
小さなバンドウォークが形成されています。
欧州前半では108円前半でもみ合ったものの、
NY序盤には再びドル買いが優勢となり、一時108円29銭の高値を付けました。
その後、予想を下回った米7月リッチモンド地区連銀製造業指数や
6月中古住宅販売件数を受けドル買いは一時後退し、108円03銭まで下押しました。
しかし、NY引けにかけては米中の貿易交渉の進展期待が根強く
108円20銭水準まで値を戻しています。
ドル/円は3日続騰となり、ほぼ高値圏にいるものの短期的にはRSIが低下し、
MACDとシグナルが交錯していることで上昇力に陰りが見えます。
ただし日足ベースでは、一目均衡表で
遅行スパンが再び買い転換するところまで上昇してきており、
今週後半の動きを見極めたいところです。
※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
提供: FXブロードネット
☆ボリンジャーバンドとRSIなら、使いやすい各種チャートが充実のFXブロードネット☆
@FX編集局からのオリジナルレポートも配信中 ⇒ココから