2019/7/22のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/07/22)(PDF)
●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京時間朝方は米国での大幅な利下げの思惑が後退し、
ドルが買われた前週末の海外市場の流れを引き継ぎ、
底固い値動きとなり、一時108円07銭の高値を付けました。
しかし、その後は持ち直していた米長期金利が再度反落したことなどで
ドルも伸び悩み、108円を維持することはできませんでした。
午前の108円越えではボリンジャーバンドを上抜けたものの、
バンド幅の拡大はなくバンドウォークにはつながりませんでした。
海外時間に入ると材料難で動意に乏しく、
持ち高調整目的の取引が中心で、107円後半で方向感のない動きが続きました。
来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に
米当局者が対外発信を控える「ブラックアウト期間」に入ったうえ、
昨日は重要な米経済指標の発表などもなかったことで、
見送りムードが強まったといえます。
NY時間での値幅は22銭にとどまりました。
※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
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