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テクニカルで検証する昨日の相場

2019/6/12のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/06/10)(PDF)

●デイリーレポート
6月12日のドル/円相場は、108円台前半での小動きが続きました。
東京時間では、108円50銭を挟んだ極めて狭い動きとなった後、
欧州参入後に日経平均株価や上海など、アジア株式相場の下落を嫌気したドル売りに
108円22銭の安値を付けました。

もっとも、この下落では価格が切り下がったものの、
RSIは大きくは下落せず、下値も詰まった印象を与えるものとなっています。

NY時間に入ると、5月の米消費者物価指数(CPI)で
エネルギー・食品を除くコア指数が前月比0.1%上昇と市場予想を下回ったことで
ドル売りの反応となりましたが、下値は108円26銭までとなりました。

その後は英国の欧州連合(EU)離脱を巡る不透明感から
ドルが対ポンドなど欧州通貨に対して上昇すると、
対円でもドル買いが勢いを増し、108円55銭まで値を戻してNYを引けています。

市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)や
20カ国・地域首脳会議(G20サミット)など重要日程を月内に控え、
様子見姿勢が強まっているとの指摘もあり、
当面108円台での方向感のない相場が続きそうです。

※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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