2019/6/11のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/06/10)(PDF)
●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京から欧州時間にかけては
ドルが底堅い動きを続けました。
アジア株の全面高、時間外取引で米金利が上昇したことなどが
ドルを下支えしました。
NY序盤にドルは、一時108円80銭の高値を付けました。
この動きでボリンジャーバンドを上抜けたものの一過性の動きで、
バンドウォークにはつながりませんでした。
その後、トランプ米大統領が「政策金利が高すぎる」と
米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策を批判したことや
5月米生産者物価指数(PPI)が低迷したこと、
米国株が朝高後に下げに転じたことなどを受け、ドルは反落し
108円44銭まで押し戻され、108円50銭水準でNYを引けています。
市場では、本日発表の5月の米消費者物価指数(CPI)や
14日発表の5月の米小売売上高を見極めたいとの思惑もあり、
本日も108円台での法股間のない動きが続きそうです。
※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
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