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テクニカルで検証する昨日の相場

2019/6/10のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/06/10)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、週明け前週末海外市場終盤の水準から
気配値を切り上げた108円半ばで取引を開始しました。

トランプ米大統領が対メキシコ関税の発動を
無期限で停止すると表明したことを受けて、
ドルの買い戻しが先行しました。

その後、欧州時間でもドルは底堅く推移し、
一時108円72銭と5月31日以来、約1週間ぶり高値を更新しました。

NY序盤でもドルは底堅い動きを続けましたが、
米4月JOLT求人件数が予想を下回ったほか、
マンハッタンでのヘリコプター墜落事故を受け、テロなどの警戒感が浮上したことで
ドル売りが優勢となり、108円32銭まで押し戻され
108円40銭水準でNYを引けています。

昨日は、ドルが底堅い動きを続けたものの、
108円後半での重さも確認してしまい、
上下ともに動きにくい相場が続きそうです。

テクニカルで見ても、ボリンジャーバンドがバンド幅を縮め続けており、
相場変動のエネルギーが小さくなっていることが示唆されています。

※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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