2019/6/7のドル円相場の考察
先週末(6/7)のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/06/03)(PDF)
●デイリーレポート
先週末のドル/円相場は、東京時間から欧州時間にかけては
米雇用統計の発表を待って、108円半ばで方向感のない動きが続きました。
NY序盤に発表された米雇用統計では、5月の非農業部門の雇用者数の伸びが
7万5000人と4月の22万4000人から急減速し市場予想の約18万人も下回ったこと、
平均時給も前年比3.1%と4月から鈍化したことなどとなり、
これを受けてドル売りが急速に強まり、一時107円88銭まで下落しました。
ただし、この下落でボリンジャーバンドを下抜けたものの
バンドウォークにはつながらず、その後ドルは値を戻す動きとなっています。
その後、米株式市場が利下げ観測にポジティブな反応を見せ、
NYダウが一時350ドル超上昇する中、
ドルは下値をサポートされ108円を回復してNYを引けています。
また、週明けの市場では週末にトランプ大統領が
メキシコへの関税の無期限先送りを発表したことが好感されてドル買いが先行し、
108円半ばを回復してのスタートとなっています。
※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
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