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テクニカルで検証する昨日の相場

2019/4/23のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/04/22)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京時間朝方に111円後半で始まったものの
仲値公示前から10時過ぎにかけて、一時111円65銭まで下落しました。
連休を控えて本邦輸出企業のドル売りが持ち込まれたと指摘されます。

もっとも、前日の海外市場での動きが極めて小さかったために
マーケットでは大きな下落に感じたものの、値幅は30銭程度にとどまっています。
その後は、緩やかに反発し、東京午後にかけては再び111円後半に戻しました。

この下落でボリンジャーバンドの拡大と下抜けが起きたものの
一過性の動きでバンドウォークは発生せず、
レンジ相場が継続していることが示唆されています。

NY時間に入ると、3月の新築住宅販売件数が前月比で増え、
1年4カ月ぶりの高水準となったことやS&P500種指数や
ナスダック総合指数が史上最高値を更新する米国株高を受け、
ドルは一時112円台を回復し、112円03銭まで上昇しました。

しかし、ドルの上値では売り圧力も強く、また米長期金利が低下したこともあり
111円76銭まで押し戻されて、111円80銭水準でNYを引けています。

大型連休を控え、ポジション調整が強まるとの見方もあったものの、
昨日の下落時には下値での買い意欲も強く、しばらくはレンジ相場が続きそうです。

※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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