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テクニカルで検証する昨日の相場

2019/4/12のドル円相場の考察

先週末のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/04/08)(PDF)

●デイリーレポート
先週末のドル/円相場は、ドルがじり高の足取りとなりました。
東京時間では、実需とみられるフローを受けユーロ/円が仲値にかけて急伸し、
これにドル/円も連れ高となりました。

海外時間でも、ドルは堅調な推移となりました。
米国株が大幅に反発したことを受けてドル買い意欲が強まり、
一時は112円09銭と、3月5日以来の高値を付けました。

ただし、その後は日米通商交渉を控え
ドル買いの勢いも限定的で、112円水準で周囲を越えています。
米国は通商交渉のなかで、為替条項を対象に加える意向を示していることから
市場では警戒感が強まっています。

テクニカルで見ると、先週末は終日一貫して価格が上昇しているにもかかわらず、
RSIは切り下がってきており、上値の詰まった印象となっています。

また、MACDもシグナルと交錯しており、NY引けにかけては売り転換しています。
短期的には調整の可能性には注意が必要と思われます。

※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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