2019/4/11のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/04/08)(PDF)
●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京時間から欧州時間前半では、
ドルは底堅いながらも111円水準での小動きが続きました。
NY時間に入ると、3月の米卸売物価指数が前月比0.6%上昇と
市場予想の0.3%上昇を上回ったことや、週間の米新規失業保険申請件数が
市場予想より少なく20万件を下回り、約50年ぶりの低水準となったことなどを受け、
ドル買いが優勢となりました。
このドル上昇で、ボリンジャーバンドを上抜け、バンドウォークを形成しながら
一時111円70銭の高値を付けました。
昨日のNY時間にドルは上昇したものの112円には届かず、
RSIも高水準でとどまり、やや買われ過ぎの状況を示しています。
本日は、昨日の勢いを引き継ぎ112円を試しに行く動きが期待されますが、
週末ということもありいったん調整となる可能性もあることには
留意しておきたいところです。
※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
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