2018/11/19のドル円相場の考察
11月19日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/11/19)(PDF)
●デイリーレポート
11月19日のドル/円相場は、先週末に113円を割れた流れを引き継ぎ、ドルは軟調な動きを続けました。
それでも、東京時間から欧州時間にかけては、ドルの下値も堅く112円後半での小動きとなっていました。
この間、ボリンジャーバンドのバンド幅が急速に縮小していることが、相場のこう着感を示唆しています。
NY時間に入ると、全米住宅建設業者協会(NAHB)の11月住宅市場指数が月比で8ポイント低下の60と
67程度の市場予想を下回ったことを受けてドル売りが優勢となり、NYダウが一時500ドルを超える
下げとなったこともドル売りを加速させ、ドル/円は112円42銭と10月30日以来のドル安水準を付けました。
このドル下落局面では、小さいながらもボリンジャーバンドの下抜けとバンドウォークの発生が観察できます。
本日の日本株も売り先行で始まるものとみられ、株式市場の動きをにらみながらの取引が続きそうです。
※チャートはドル円の1時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
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