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テクニカルで検証する昨日の相場

2018/11/9のドル円相場の考察

先週末(11月9日)のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/10/29)(PDF)

●デイリーレポート
先週末(11月9日)のドル/円相場は、東京時間では早朝に114円09銭まで上昇し
10月5日以来、約1カ月ぶり高値をつけましたが、114円台では短期筋の
利益確定売りが厚く、113円台に押し戻されました。

テクニカルで見ると、価格の高値更新にもかかわらず、RSIは切り下がっており、
また東京午前にはMACDが売り転換していることから、ドルの重さが気になる形状といえました。

欧州時間では113円後半での小動きが続きましたが、NY時間に入ると朝方発表の10月の
米卸売物価指数の上昇率が市場予想を上回ったことで、一時113円98銭まで値を戻しましたが、
その後ダウ平均が一時300ドル超下落したほか、米長期金利が低下したことも相場の重しとなり、
113円64銭の安値を付け、113円80銭水準で週を越えています。

週明け本日のドル/円相場は、113円後半での揉み合いが予想されます。先週末は米株式市場も
下落して引けたこともあり、本日の日経平均も弱含むことが予想され、
これがドル上値を抑える要因となりそうです。

しかし、欧州通貨が軟調な中ドルの強さが際立っており、ドル/円でも安易なドル売りは
仕掛けにくいものと思われます。

※チャートはドル円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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