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テクニカルで検証する昨日の相場

2018/6/1のドル円相場の考察

先週末のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/05/28)(PDF)

●デイリーレポート
先週末(6月1日)のドル/円相場は、東京市場では米雇用統計を控え
ポジション調整の動きからドルがやや上昇する流れとなりました。
朝方108円後半でスタートし、その後正午過ぎにはストップロスを
巻き込みながら109円台を突破し、109円25銭の高値を付けました。

この上昇でボリンジャーバンドを上抜いていますが、
バンドウォークにつながる動きにはなりませんでした。

欧州時間は、見送りムードが強く、109円前半で小動きが続きました。

NY時間に入り、注目の米雇用統計で非農業部門雇用者数が
前月比22万3000人増え、市場予想の19万人増を上回り、
失業率も前月比で0.1ポイント改善して3.8%と約18年ぶりの水準に
低下したことを受けて、ドル買いが優勢となり一時109円73銭まで上昇しました。

この上昇で、再度ボリンジャーバンドを上抜けましたが、
この時も明確なバンドウォークにはつながりませんでした。

先週末はドルの買い戻しが優勢となったものの、
市場では貿易摩擦の激化への警戒感がくすぶっており、
ドルの上値を抑える一因になっているとの指摘もあり、
110円が天井となるのか、見極めが必要といえそうです。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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