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テクニカルで検証する昨日の相場

2018/5/31のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/05/28)(PDF)

●デイリーレポート
5月31日のドル/円相場は、108円台後半で方向感のない動きが続きました。
イタリアの政局を巡る過度なリスク回避の動きは後退し、円は売り戻されたが、
その動きは早くも一服となり、動きにくい状況が続いています。

欧州時間に109円台を付けたものの、滞空時間は短く、
その後NY時間序盤には米国がEUやカナダ、メキシコから輸入する
鉄鋼とアルミニウムへの関税を発動すると発表し、対象国が相次いで
米国に報復関税を課すなど対抗する意向を示し、貿易摩擦の激化への
懸念が強まったことからドルが売られ、一時108円39銭まで下落しました。
ただ、本日の5月米雇用統計の内容を見極めたいとのムードが根強く、
積極的にドルを売る動きは限られ、米長期金利が上昇に転じると
ドルも値を戻し108円後半でNYを引けています。

NY時間のドル下落時に、ボリンジャーバンドを下抜けたものの
バンドの拡大は伴わずバンドウォークには繋がりませんでした。
また、MACDとシグナルがゼロ水準で交錯しており、
明確な方向感がないことが示唆されています。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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